身近で多様ないきもの「クモ観察会」

 9月16日、小平中央公園と玉川上水周辺でクモ観察会を開催しました(地球永住計画・生活クラブ生協まち小平・みどりのつながり市民会議共催)。参加者は大人18名、子ども7名。東京蜘蛛談話会の初芝伸吾さんと新井浩司さんが講師にいらしてくださいました。

 草の上で大きな網をさっと一振りすると何種類ものクモが入っているので、観察もお話も次から次へ尽きることがありませんでした。狭い範囲にたくさんいるため、ゆっくりゆっくり移動する観察会でした。

 網を張って虫を捕らえるクモばかりでなく、巣穴を掘って入口に土を固めたふわふわの扉を付けるキシノウエトタテグモ、袋状の巣を作り、獲物が来ると巣を破って飛び出すジグモ、生け垣に水平にかけた巣の奧のトンネルにひそむコクサグモ、ほかのクモの巣を使うチリイソウロウグモなど、多様な生態が観察できました。アリグモやオナガグモのクモらしからぬ形態や動き、ビジョオニグモのユーモラスな模様とみどりのおなか、ウズグモの網のかわいいギザギザ模様など、初心者にもおもしろい要素が豊富にあり、参加者のみなさんも熱心に観察を楽しみ、あちこちで驚きの声を上げていました。質問に次々におだやかに答えてくださる講師の方たちに感謝、クモがぐんと身近ないきものになりました。

 そもそもクモに特化した観察会を開いたのは、5年前に中央公園の林で希少種のマメイタイセキグモが発見されたからことがきっかけでしたが、残念ながらこのクモには出会えませんでした。観察会終了後、林の入口で、獲物をつかまえたばかりのジョロウグモのメスと、近づく二匹のオスをじっくり観察して帰りました。

 初芝伸吾さんと新井浩司さんがまとめてくださった、クモの種類の表を添付します。(※クリックすると拡大します)

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